Redmine を使ったプロジェクト管理

小野裕作

1 はじめに

  • 懇親会で話がでたので資料用意してみました
  • 発表者は実際にプロジェクトマネージャをやったことはありません
  • 一例として聞いていただけると幸いです

2 プロジェクト管理で必要なのは

  • タスクを洗い出す
  • タスクを割り振る
  • スケジューリングする
  • 進捗管理する
  • 情報を共有する
  • 成果物を管理する

3 どういうツールを使うか

4 今回は Redmine について紹介します

  • OSS のプロジェクト管理ツール
  • タスク管理や進捗管理、情報共有が行える
  • バージョン管理システムと連携できる

5 実際に画面を見てみましょう

6 流れ

  • タスクを洗い出す
  • タスクを割り振る
  • スケジューリングする
  • 進捗管理する
  • 情報を共有する
  • 成果物を管理する

7 タスクを洗い出す

  • チケットを作成する
  • タスクの粒度が細かすぎても大きすぎてもダメ

8 タスクを割り振る

  • チケットの担当者を設定する

9 スケジューリングする

  • マイルストーンを洗い出す
  • バージョンを作る
  • チケットにバージョンを設定する
  • ガントチャートが作られる

10 進捗管理する

  • ワークフローを決める
    • 新規 => チケット作成時点
    • 着手 => 作業者が作業に着手
    • 完了 => 作業者の作業が完了した
    • 承認 => 管理者がOKを出した
    • 否認 => 作業に戻りが発生

11 情報を共有する

  • Wiki に情報をまとめる

12 成果物を管理する

  • バージョン管理システムを使う
  • チケットと連動して使える
svn commit -m '◯◯を作成開始 refs #3'

=> チケット番号 #3 に関連付けられる

svn commit -m '◯◯を修正 fixes #3'

=> チケット番号 #3 のステータスが自動的に「完了」に変わる

13 タスク割り振りの一連の流れ

  • ディレクター: チケットを作ってコーダーAに割り振る
  • コーダーA: メールが飛んでくるのでチケットを確認
  • コーダーA: Subversion にコミット(作成途中)
 ◯◯に着手 refs #100
  • コーダーA: Subversion にコミット(作成完了)
◯◯が完了 fixes #100

自動的にチケットのステータスが「完了」になる

14 タスク割り振りの一連の流れ(続

  • ディレクター: コミットされた内容を確認する
  • ディレクター: 確認結果OKなのでチケットのステータスを「承認」にする
  • コーダーA: 承認された旨をメールで受け取る。

15 まとめ

  • まずはルールを決める
  • チーム全員が納得した上で進める
  • できるだけシンプルに使えるようにする